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神の世界で謹慎処分を受けたソランジュは、人間の世界で弁当屋を始めることにしました。

森で暮らすツシマヤマネコのアズマの前に、ちょっと変わった仔狸が。森の賢者のアオバズクに相談し、親が現れるまでアズマが面倒を見ることになるけれど…。

天狗のいる山があることで名の知られている村に住む冬子。都会へ出て27歳になって村に戻ってきた彼女の同居人は、中学の後輩で転校生のナゴミくん。都会へ出てからは音信不通となっていたナゴミくんは作家になっており、しかもなぜか天狗の装い。そんな彼は一部周囲に「天狗先生」と呼ばれていて…。

商人は出会った。不思議な色のタマゴを持つ、不思議な少女に。

お勤めができる廃寺を探している修行僧は山中で、山寺の住職と遭遇。僧侶は住職に一夜の宿を願うと、住職は快く寺に招き入れてくれーー。

寝坊し、仕事に遅刻しそうな中、通りがかったパン屋でパンでも買って会社で食べようと立ち寄ると…

いまだ謎多き生物サルワシと共存する、少数民族の少女クヌシュカ。彼女には、幼いころに出会った忘れえぬ少女がいた――。

ある日、目覚めると未知の世界にいた中学生――糸魚川 夏。言語も通じない世界で最初に話しかけてきたのは、四角いお面をつけた両足義足の男。その男の説明によると、どうやら夏は「内」と呼ばれる世界から、この世界「エッグ」に迷い込んでしまったようで…!?

幼馴染で高校生の八木と海太郎。八木と同じ高校へ入った海太郎は、毎日毎日、八木を呼び続けている。口やかましく言いながらも、甲斐甲斐しく海太郎の世話を焼く八木。今日も八木を呼ぶ海太郎の美しい顔には、大きな傷痕があった――。